スタジオマスク音楽教室/音楽大学の入試目指す方へ
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音楽大学受験への取り組み

音楽大学受験へ向けての本格的なスタートを切る事は出来ましたか?。ここでは、受験勉強をスタートした後の心得について書いておきましょう。

練習時間を考えましょう

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音楽大学の受験が他の大学の受験と異なってくるのは、多かれ少なかれ楽器(もしくは歌)の練習が必要になる事です。その練習時間をどう捻出するかというのはかなり大きな問題になります。 特に現役受験生の場合は、高校に通いながら高校での勉強とは全く内容の異なる練習をしなければなりませんので、なかなか思うように時間が取れないのが当たり前です。寝る時間を減らせば大丈夫と思う人もいるかも知れませんが、実は楽器(歌)の練習はかなり体力を要求されるもので、確実に毎日のように続けるためには寝る時間をしっかりと確保出来るかどうかも重要なポイントになります。

こればかりは、どうやったら無駄な時間を減らしていく事が できるか、自分自身でしっかりと考えていくしかありません。

迷わないようにしましょう

やはり人間ですから迷う事があって当然です。「このままで大丈夫なの だろうか」とついつい心配になってしまったりもします。しかしながら、一旦決心して受験勉強を始めたのならば途中では絶対に迷わないということが鉄則です。合格のための秘訣と言っても良いでしょう。 迷うのは、決心する前の時点で十分に迷えば良いのです。そして「もうこれ以上は絶対に迷わない」という気持ちで受験に取り組みたいものです。

課題をこなすだけに注意しましょう

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受験勉強が進んできますと、専攻の先生からさまざまな課題が課せられると思います。その与えられた課題を毎回きちんと練習するというペースに乗ってしまう事があります。ただ、それだけを確実にこなしていれば順調であると思い込んでしまわないように注意しましょう。

課題といいましても次回のレッスンまでに最低でもこのくらいはこなして欲しいという形の提示である事も多いはずです。「1を聞いて10を知る」 という言葉がありますが、与えられた課題だけをやる事は、 「1を聞いて1を知る」のと同じ事であり、専攻の先生もそれだけを期待しているのではありません。毎回のレッスンで、課せられた課題以上の何かを提示できるよう常に心がけるという気持ちが大切 です。

教養を身につけるようにしましょう

教養といいますと、歴史や文学などの一般的な教養の話もあります。そういう教養も実は重要なのです。

ただ、ここでお話ししたいのは音楽に関する教養についての話です。ピアノ科の受験を目指して頑張っている人がベートーヴェンの交響曲をせいぜい1~2曲しか聴いたことが無いという事が実際によくあります。確かにベートーヴェンの交響曲などは、知っていても知らなくてもピアノ科の受験に直接関係ある訳ではありません。受験まで時間的な余裕のある人ならばまだしも、そんなものを聴いている余裕が無い人の方が多数派でしょう。

でも、よく考えてみますと、音楽の専門家を名乗る人が(音楽大学の学生になれば自動的にそういう立場に立たされます) ベートーヴェンの交響曲をほとんど聴いた事がないというのは、かなり恥ずかしい事ではないでしょうか?。だからと言って、合格が決まってから入学式までの長くてもせいぜい2ヶ月足らずの期間に片っ端から聴こうとしても、そうそう上手くはいかないものです。やはり普段からいろいろな音楽に興味を持って 少しずつ聴いたり書物を読んだりして、地道に知識を広げて行くという姿勢でいる事が大切です。

勉強を好きになりましょう

音楽大学の受験をしたいと思った人は、きっと音楽が好きで好きで仕方がない人たちなのではないかと思います。えっ、音楽は好きだけれども受験勉強は苦しくて好きではない?。そう言うあなたは大変正直な人だと思います。 けれども、もう一歩考え方を進めて、受験勉強も好きになっちゃいましょう。 受験勉強をする事が楽しくて楽しくて仕方がないようになっちゃいましょう。 音楽というものは多くの人を惹き付ける魅力のあるものです。受験勉強といえども探せばきっとどこかに楽しめるものが見つかるものです。それを見つけた ほうが勝ちなのです。是非、受験勉強そのものを好きになって下さい。

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