スタジオマスク音楽教室/音楽大学の入試目指す方へ
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最初にすることは

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音楽大学入試デビュー(?)を考えている皆さん、勉強は順調に進んでいますか?「順調です」とお答えいただいた皆さんは、この先をお読みいただかなくても大丈夫です。いまの勉強をしっかりと積み重ねていけば、きっと晴れて合格の証を手にする事が出来るでしょう。

でも、「どうしたらいいだろう?」とか「大丈夫かな?」とか思われる方は どうぞこの先をお読み下さい。きっと何かの道筋が見えて来る事と思います。

いろいろな人の意見を聞いてみましょう

当たり前の事と言われると思いますが、音楽大学の入試を受けたいと思った時、 まず出来るだけ多くの人から意見・アドヴァイスを聞いてみることが大切です。ご家族は当然ですし、その他のお知り合いもなるべく多くあたってみる方が良いでしょう。今、音楽教室等に通っているのでしたら、その先生になるべく早く相談する事が重要です。通っていない教室でも、多少の相談には応じてもらえると思います。 学校の音楽の先生に相談する事も忘れないようにしましょう。また、ご近所のお知り合いの方が有益な情報を持っているなんて事もけっこうあるものです。 「姪が音楽大学を受験しましてね・・・」なんて話題を持っている人、意外に多いものです。

大切な事は、少数の人の意見だけを鵜呑みにしないで、なるべく多くの人の意見を聞いてみる事です。音楽大学の受験につきましては、積極論や慎重論も含めていろいろな人のいろいろな 意見がある事がよくわかると思います。その中から自分にはこれが一番良いと思う ものが選択できればそれが良いのです。決して一人だけで思い悩んだりしないで下さい。

何を専攻するのかを決めましょう

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「何をいまさら」と思われた方も多いことでしょう。ほとんどの皆さんは、音楽大学の入試をしたいと考えた時には、自分が将来どういう 形で音楽をやりたいのかは見えているのではないかと思います。世界的に活躍するピアニスト になりたいとか、オペラ歌手になりたい、指揮者になりたい等はイメージしやすい と思います。あるいは中学校や高校の音楽の先生になりたいという人もいるでしょう。それも立派な選択肢の1つです。

ただ、「本当は○○○になりないけれど、無理そうだし・・・」などと考えはじめると迷路に入ってしまいます。

一口に音楽大学と言いましても実はいろいろな分野・専攻に分かれています。ピアノ、ヴァイオリンをはじめとした各種 楽器や、声楽、作曲もありますし、大学によって呼称等が変わりますが、音楽の研究を専門とする科、音楽教育を専門とする科、ミュージカル、映画音楽やコンピューター 音楽を専門とする科、ジャズやロック等のポピュラー音楽系を専攻する科もあります。

(詳しくは各大学のホームページのリンクをまとめておきましたので参照して下さい。)リンク集のページへ

いろいろな専攻学科がありますが、その中から「自分はこれだ!」というものが見つけられればOKです。もちろん、先に書きましたいろいろな人のアドヴァイス、特にあなたの 人物や性格を良く知る人のアドヴァイスを大切にしましょう。

専攻の先生を決めましょう

専攻の科目を習う先生を見つけるのは、一刻も早い事が望まれます。しかし、 先生を探す事に手間取る事がよくあります。こう書いている私自身、自分の守備範囲 (ピアノ・作曲・声楽)ではない分野の中にはほとんど知り合いのいない分野も あり、そういう分野の専攻科目について相談されても実質お手上げになってしまう 事があります。前述の近所のお知り合いの方あたりからひょいと重要な話が飛び出す事も ありますので、他人のアドヴァイスというのはなおさら重要になります。 そういう形で知人から手繰っていく方法以外には、まず演奏会などに出向く方法 があります。演奏会で演奏している演奏家の人は、よほどの例外で無い限り 個人的に生徒を教えています。いいと思った先生を見つけて楽屋などでタイミングを 見て入門を志願するやり方になります。ただし、くれぐれもタイミングを間違えないように して下さい。タイミングが合うまで何度も足を運ぶ覚悟で取り組む方が良いと思います。 それから直接音楽大学に問い合わせてしまう方法があります。実は音楽大学では学生のアルバイト先の斡旋くらいしか取り扱っていないのですが、それとは別にその大学主催のコンサートや公開講座等の情報を教えてくれる可能性が大です。これだと思うコンサート等は積極的に顔を 出すようにしましょう。そこから次のステップに進める可能性が大です。いずれ にしましても、積極的に行動する事で対処していく姿勢が重要です。

受験校を決めましょう

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当然の事ですが、どの音楽大学を受験するかという事は重要です。なるべく早い時点で決められるようにしたいものです。現実的には、専門の科目の先生と密に相談しながら決定していく形になるのが普通です。受験生本人の実力が現在どの程度あって、受験日当日にはどのくらいまで伸びているかという予測が最も重要なのですが、入学してから教わりたい先生がその学校にいるのかどうか、立地条件が通える範囲にあるのかどうかという事も同じくらい重要です。受験する学部学科にもよりますが、受験の課題曲等の内容が大学によってかなり異なります。早めに受験希望校が決まっていれば、その分だけその音楽大学の入試に合わせたレッスンをする時間が多く取れる事になります。直前になってバタバタと決めたり変更したりという形は避けたいものです。

共通音楽科目(副科)の準備をしましょう

専攻科目の先生を決める事が優先なのは当然ですが、音楽大学の入試には専攻 科目以外の受験科目もあります。

(詳しい内容につきましては、共通音楽科目についてを参照して下さい。)

国語・英語などの一般の科目もありますが、その他に音楽関連の科目もあります。一般の科目につきましては高校の授業をしっかりと受けてさえいれば、一通りの対応は可能に なります。その一方、音楽関連の科目は高校の音楽の授業で習う内容とはほとんど場合異なっていますので別個に準備をする必要があります。こちらの場合も、なるべく早い時点で 始める事をお勧めいたします。スタジオマスク音楽教室では全ての共通音楽科目に対応しています。

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