神聖な音楽と世俗的な音楽 / Hiroshi Ohkura and Akira Fukuda[MSQS 0012] |
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収録曲目
1.神聖な音楽 [3'40"] |
解説
このアルバムは、大倉宏のリコーダー、福田陽の編曲とシンセサイザー演奏によるオリジナル作品集です。
2人のプロジェクト自体は、1980年頃から1984年頃にかけて、新しい曲が出来上がったら録音するという形で、断続的に継続していました。
録音された作品は、全部で40曲を越えます。当初は16曲ずつ2本のテープ版作品集としてまとめられ、その2本とは別に、ある特定の機会に無料で配布された2種類の編集テープが存在していました。
このCD版は、1983年に発表されましたオリジナル第2作を、当時の録音・曲目はそのままに、全曲デジタルリミックスしたものです。
以下はライナーよりの抜粋です。
このアルバムに収められている曲の多くは、大倉がメロディ(断片も含む)を書き留めていたノートを元に、福田が自由にイメージを膨らませて編曲の手を加えた形になっている。編曲とは言うものの、中にはメロディそのものを大きく変えていたり、新たなメロディを追加するなど、編曲の域を著しく超えているものも多い(従って作者のクレジットでは共作扱いになっている)。このアルバムは前作にも増して、バラエティに富んでいる。前作を録音している間に、次第に曲作りが複雑なものに変化していったのだが、その延長線上の曲もあれば、初期のシンプルな路線の曲もあり、全く違った傾向のものも含まれている。その一方、大倉のリコーダーの出番が少なくなっている事に気付く人もいるかも知れない。実は、このアルバム用の曲の録音が十分出揃う前に、大倉が新潟に居を移す事になったのが大きな理由である。実際、「冬の物語」と「誕生日」の2曲は、大倉が福田に後を託す形で残した曲であるし、「そして2つの道は続く」は福田の別の作品群から転用した曲である。 |