Time Passage / N.Takazawa and A.Fukuda [MSQP 0017] | ![]() ![]() |
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収録曲目 |
解説
実質的な最終作です。作詞まで含めてほとんど2人だけで製作しています。新しい境地を開拓しています。(1983年作品) このアルバムは、シリーズ7作目であると同時に、実質的には最後のアルバムである。このアルバムを仕上げる頃と相前後して、それまで録音に使用していた福田の自宅を建て替える事になり、プロジェクトを中断せざるを得なくなった。中断期間はその前後の期間も含めると、およそ2年にわたったのだが、結果的に見る限り、そのブランクを埋めて再び元のペースを取り戻す事は出来なかった。タイトルの「Time Passage」というのも、なかなか意味深いタイトルと言える。 しかし、内容的には、曲作り・アレンジともに、前作からさらに飛躍し、新境地を開いている。実際、1曲だけ作詞者が異なる以外は、すべて2人だけで製作しており、特に、前作では一歩引いていた感のある高澤が復活してきて、2人のコンビネーションがより堅固なものになった印象が強い。とにかく、少なくとも当時は、中断はあくまでも中断であり、完結とは考えていなかった。 |