Time Passage / N.Takazawa and A.Fukuda [MSQP 0017] 

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収録曲目
  1. Time Passage [54"]
  2. Against the Current [5'39"]
  3. Monodrama (of a Reporter) [3'31"]
  4. 波に浮かぶ月の様な [8'07"]
  5. 雨上がり [3'23"]
  6. Change Here [5'10"]
  7. 一度だけの人生だから [3'33"]
  8. 時の中へ [9'40"]
  9. 未来への出航(たびだち) [5'08"]
  10. Sail On ... [1'20"]

解説

 実質的な最終作です。作詞まで含めてほとんど2人だけで製作しています。新しい境地を開拓しています。(1983年作品)
 このシリーズは、正真正銘のポピュラー音楽作品です。クラシック現代音楽をお探しの方はご注意下さい。また、初版分はCD−R盤となります。
 以下は、ライナーノートよりの抜粋です。

 このアルバムは、シリーズ7作目であると同時に、実質的には最後のアルバムである。このアルバムを仕上げる頃と相前後して、それまで録音に使用していた福田の自宅を建て替える事になり、プロジェクトを中断せざるを得なくなった。中断期間はその前後の期間も含めると、およそ2年にわたったのだが、結果的に見る限り、そのブランクを埋めて再び元のペースを取り戻す事は出来なかった。タイトルの「Time Passage」というのも、なかなか意味深いタイトルと言える。
 しかし、内容的には、曲作り・アレンジともに、前作からさらに飛躍し、新境地を開いている。実際、1曲だけ作詞者が異なる以外は、すべて2人だけで製作しており、特に、前作では一歩引いていた感のある高澤が復活してきて、2人のコンビネーションがより堅固なものになった印象が強い。とにかく、少なくとも当時は、中断はあくまでも中断であり、完結とは考えていなかった。