古風な音楽への誘い / Hiroshi Ohkura and Akira Fukuda[MSQS 0011]

 


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収録曲目

1.夜明け [3'40"]
2.雪がふる [4'19"]
3.古風な舞曲 [4'42"]
4.プレリュード(J.S.Bach) [4'11"]
5.ももんが踊りがなつかしい [2'35"]
6.小さな林で [3'36"]
7.パンのマーチ [3'22"]
8.悲歌 [6'18"]
9.カノン(J.Pachelbel) [2'50"]
10.西へ行け [2'25"]
11.ロマンス [4'34"]
12.おどけた舞曲 [3'52"]
13.熊さんお通り [2'10"]
14.「焚火」メインテーマ(Traditional) [7'57"]
15.バラード [2'31"]
16.ある伝説 [6'07"]

解説

 このアルバムは、大倉宏のリコーダー、福田陽の編曲とシンセサイザー演奏によるオリジナル作品集です。
 2人のプロジェクト自体は、1980年頃から1984年頃にかけて、新しい曲が出来上がったら録音するという形で、断続的に継続していました。録音された作品は、全部で40曲を越えます。当初は16曲ずつ2本のテープ版作品集としてまとめられ、その2本とは別に、ある特定の機会に無料で配布された2種類の編集テープが存在していました。
 このCD版は、1981年に発表されましたオリジナル第1作を、当時の録音・曲目はそのままに、全曲デジタルリミックスしたものです。
 以下はライナーよりの抜粋です。

このアルバムに収められている曲の多くは、大倉がメロディ(断片も含む)を書き留めていたノートを元に、福田が自由にイメージを膨らませて編曲の手を加えた形になっている。編曲とは言うものの、中にはメロディそのものを大きく変えていたり、新たなメロディを追加するなど、編曲の域を著しく超えているものも多い(従って作者のクレジットでは共作扱いになっている)。大倉の元々のイメージは、地中海サウンドとでも呼ぶべきもので、南欧もしくは東欧の民謡、特に舞曲(フォークダンスと呼ぶべきか?)の影響が強い。福田の単独の作品も何曲か入っているが、ある程度の曲数が揃ってから、アルバムとしてまとめる事を前提に、他の曲とのバランスを考慮して作曲した作品である。